もしあなたが今、大切な人を亡くして哀しみの中にいらっしゃるのなら。とてもおすすめしたい本があります。私が夫を亡くして哀しみのどん底にいる時、何かに救いを求めて彷徨っていた時に偶然出会った本です。

『大切な人を亡くしたあなたに知ってほしい5つのこと』

そこにはグリーフケアの集まりでの場面、グリーフを抱えた参加者たちとファシリテーターとのやりとりが書かれています。自分を参加者の一人に重ねて、自分もその場に参加しているような気持ちになって読みました。

詳しくは是非本をお読みいただきたいのですが、私がここで救われたのは、『自分は哀しみの中にいていいし、哀しんでいてもいい』ということ。そして、自分だけじゃなく、たくさんの人が同じような境遇にあり、同じように哀しみを抱えているのだ、ということです。いつまでも哀しんでいてはいけないのではないか、という思いだったり、誰にもわかってもらえない哀しみをどう整理していいのかわからなかったりしている自分を客観的に見ることができました。そして、無理に日の当たる世界に行く必要ないのだということがわかった時、とても救われました。

こにブログを読んでくださっているあなたは、今どういう場所にいますか？もしもそのままでいい、今のままでいいよ、と言われたら安心しませんか？そんな気持ちを抱えている人におすすめの本です。

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